シナノリップは8月に市場に出回る早生リンゴである

内科・感染症

ヒトの1日の当たりの野菜または果実の摂取量は目安は、野菜350 g、果物200 gとされる。日本経済新聞, こちら。
厚生労働省と農林水産省が作成した「食事バランスガイド」は、健康のために何をどれだけ食べればよいかを示している。食事バランスガイドはこちら。FACT BOOK はこちら。

野菜は意識的に摂取している人が多いが、果物は少ないとされる。例として果物200 gはみかん2個、りんご1個に相当する。実状は野菜摂取と比較して果物摂取のほうが低い。

「平成28年国民健康・栄養調査」によれば1日当たり平均果物摂取量は98.9gであり、特に20代から40代では50〜60 g程度にとどまる。50歳未満では2人に1人はほとんど食べていない、とされる。果物の摂取頻度の調査でも、ほぼ毎日果物を食べている者の割合は27.2%、50代は30.3%、40代は22.8%、30代は21.2%、20代は14.6%と、若い世代ほど摂取頻度が低い。果物摂取は十分に実践されていない、とされる。

果物摂取の利点はビタミン、ファイトケミカル

「果物にはビタミン、ミネラル、食物繊維、フィトケミカル phytochemical が含まれている。体調を整え、疾病予防に役立つとされる。その他、カロテン、カリウム、カルシウム、鉄などを含むため、野菜と同様の栄養素摂取できる。

フィトケミカルとは野菜や果物の色素や辛み、香りの成分のことである。抗酸化作用を有し、体内での活性酸素を除去し、免疫力を高めるとされる。フィトケミカルにはポリフェノール類とカロテノイドなどが含まれる。

ポリフェノール類とカロテノイドは果物の色と関係している。ポリフェノールのアントシアニジンの配糖体は赤から暗紫色、カロテノイドは黄から赤色を示す成分である。ポリフェノールには苦みや渋みを持つものもあり、果物の味にも関係する。

リンゴについて。Wikipediaより引用。こちら。

リンゴ(林檎、学名: Malus domestica)は、バラ科リンゴ属の落葉高木の一種、またはその果実ことである。植物学上の和名では、セイヨウリンゴともよばれる。

中央アジア原産であると言われ、紀元前から栽培されるようになり、他種との交雑を経てヨーロッパで確立し、現在では世界中の主に温帯域で栽培されている。2022年時点での世界におけるリンゴ生産量は約9,600万トンで、中国がその約半分を占める。日本では鎌倉時代以降に中国原産の同属別種であるワリンゴ(Malus asiatica)が栽培され、「リンゴ」とよばれていた。明治時代にセイヨウリンゴが導入され、一般化するに伴ってセイヨウリンゴが「リンゴ」とよばれるようになった。2023年時点では、日本でのリンゴ生産量は約60万トンであり、青森県が約62.8%を占める。

秋に落葉し冬に休眠するが、一定の低温を経ることで覚醒して春に萌芽・開花する。花は白から薄紅色、同一品種間では結実しないため、遺伝子型が異なる他品種の花粉を受粉する必要がある。秋にほぼ球形で上下がくぼんだ果実が実る。普通熟すと果実の表皮にアントシアニンが蓄積して赤くなるが、黄色や黄緑色の品種もあり、特に緑色が強いものは「青リンゴ」とよばれる。

栽培する際には、接ぎ木によって植栽するため、同一の品種は遺伝的に同一のクローンである。商品価値のある果実を多数収穫するためには、整枝剪定、病虫害防除、花や果実の間引き、ときに果実の袋かけや回転などさまざまな作業を必要とする。果実の貯蔵性は品種によって異なる。早生品種収穫まで前年の晩生品種が出荷されてリンゴは周年供給される。極めて多数の品種が作出されており、「ふじ」、「つがる」、「王林」、「ジョナゴールド」、「レッドデリシャス」、「ゴールデンデリシャス」などがある。

シナノリップは、長野県生まれの夏、8月中に出回るりんごである。果汁が多くみずみずしい新しい品種である。2018年に品種登録された比較的新しい長野生まれの品種で、「千秋(せんしゅう)」と「シナノレッド」の交配品種である。甘味、酸味のバランスがよく、歯切れの良い食感で果汁が多く、みずみずしいのが特徴である。

参考 COCORO FARM こちら。

シナノリップを食した感想は、桃のような歯ごたえがある、甘味がある、酸味は少ない。

長野県の資料ではシナノリップを「シャキッとした歯ごたえ」と表現している。南信州の実測で収穫期には糖度が上がり酸度が低下し、2025年8月13日には糖度13.8%、酸度0.38%であった。また、この時期には「甘みと香りが強くなり、うまい」「硬度の数値以上に歯触りを軟らかく感じる」とされている。長野県の資料はこちら。

皆さんも機会があれば、是非、シナノリップを召し上がって下さい。

写真はフジアザミ。富士砂防事務所の情報はこちら。

フジアザミは、日本列島中部の低山帯から亜高山帯の砂礫地や雪崩跡地に生息する大型の多年生草本植物である。キク科の植物で、ふつう「花」と呼んでいる部分には写真のように細い冠状の花が多数集まり頭花を作っている。頭花は直径10 cmにもなり、日本列島に分布するアザミの仲間では最も大きい。

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