病理 最新のWHO分類で、急性赤芽球性白血病M6のうち、M6aは骨髄異形成症候群(または急性骨髄性白血病)に組み込まれることとなった 写真は、急性赤芽球性白血病のメイ・ギムザ染色.核不整、切れ込み、ときに2核で、細胞質が淡青に染色される異常芽球の増殖を認める。 急性赤血球性白血病Acute erythroid leukemia (AEL) は、骨髄... 2024.10.20 病理臨床検査
病理 前立腺における粘液性腺癌は特殊(稀)である 長沼 廣.粘液腺癌 こちら。 粘液性腺癌mucinous adenocarcinoma は腫瘍細胞の胞体内に粘液を含み,腺管内に豊富な粘液を産生する腺癌である.粘液性腺癌は広義には粘液癌mucinous carc... 2024.01.27 病理
内科・感染症 好酸球性肺炎の確定診断には肺組織生検は必須である=肺胞腔に好酸球浸潤があり、肺胞隔壁にも好酸球の浸潤を認める 好酸球性肺炎とは 日本呼吸器病学会 こちら。一部編集。 一般的に肺炎と言われているのは、細菌やウイルスなどの病原体が肺に感染して引き起こす病気であるが、好酸球性肺炎は、白血球の一種でアレルギー反応に関与している好酸球によっ... 2024.01.01 内科・感染症病理
病理 腫瘍の病期分類は欧米と日本で異なることがある 冒頭の写真は国営ひたち海浜公園のそば。こちら。 写真はコキア。国営ひたち海浜公園。こちら。 がんの病期(ステージング)について 参考 全国がんセンター協議会「全がん協生存率調査」 こちら。編集して記載。 が... 2023.10.28 病理
病理 皮膚生検の適応 特に炎症性皮膚疾患について 写真は下関駅。 カンファレンスで質問があり、「皮膚生検の適応 特に炎症性皮膚疾患について」についてまとめた。 まとめ 炎症性皮膚疾患に限らず、あらゆる生検組織において病理診断がより確定的な役割を担う点は、優れた臨... 2023.04.18 病理
病理 目指せ、TOC有明コンベンションホール、分子病理専門医合格体験記 冒頭の写真は、ゆりかもめの東京ビックサイト駅。試験会場の最寄りの駅である。こちら。 TOC有明 こちら 分子病理専門医試験はこの会場で毎年、実施される。 分子病理専門医に合格しました。これまで過去に資格試験を複数受験しましたが... 2023.02.23 病理
病理 ランゲルハンス細胞組織球症はBRAF阻害薬(ベムラフェニブvemurafenib)による治療効果が期待される 症例 Allen CE. Langerhans-Cell Histiocytosis. N Engl J Med. 2018 Aug 30;379(9):856-868. doi: 10.1056/NEJMra1607548. PM... 2022.12.31 病理
病理 症候群性頭蓋縫合早期癒合症ではFGFR2遺伝子バリアントを認める 頭蓋縫合早期癒合症はFGFR2遺伝子との関連が指摘されている、 CDC: Craniosynostosis こちら 矢状縫合の早期癒合症 冠状縫合の早期癒合症 定義 Craniosynosto... 2022.12.28 病理臨床検査
内科・感染症 DOC あすへのカルテ の主人公アンドレアは嚢胞性線維症患者の汗を舐めて、その診断をした NHKで放送されているDOC あすへのカルテ。紹介はこちら 同番組の主人公(元医師)は、嚢胞性線維症をその患者の汗を舐めて、診断していた。 未診断の嚢胞性線維症の患者が、意識消失発作。原因は電解質異常。咳、痰があり、異常な発汗... 2022.12.27 内科・感染症病理