内科・感染症 日本における侵襲性髄膜炎菌感染症の報告は年間約20~30例 ヒトからヒトへ伝播・流行を起こす、唯一の髄膜炎の原因となる細菌が髄膜炎菌である。髄膜炎菌はヒトにしか定着。感染を起こさず、ヒトからヒトへ直接感染する。全世界で年間30万人の発症者があり、そのうち3万人が死に至り、10%の高い致死率である。... 2024.05.03 内科・感染症臨床検査
内科・感染症 Haemophilus influenzae はグラム陰性小桿菌で、気管支炎や肺炎を起こす 直上の写真は、喀痰グラム染色。多核白血球の間に、小さなグラム陰性桿菌が見えるでしょうか。 Wikipediaより引用。編集して記載。 インフルエンザ菌(インフルエンザ桿菌、Haemophilus influenzae)... 2023.08.29 内科・感染症臨床検査
内科・感染症 妊婦がオウム病(Chlamydia psittaci)に罹患すると重症化が示唆される 写真のカモメはオウム病と直接の関係はございません。 オウム病の定義 オウム病クラミジアChlamydophila(Chlamydia)psittaci を病原体とする呼吸器疾患である。 歴史 C. psit... 2023.04.02 内科・感染症臨床検査
病理 症候群性頭蓋縫合早期癒合症ではFGFR2遺伝子バリアントを認める 頭蓋縫合早期癒合症はFGFR2遺伝子との関連が指摘されている、 CDC: Craniosynostosis こちら 矢状縫合の早期癒合症 冠状縫合の早期癒合症 定義 Craniosynosto... 2022.12.28 病理臨床検査
内科・感染症 チフス菌、パラチフス菌、非チフス性サルモネラ菌はまずO抗原で鑑別する 写真は腸チフスのメアリー。東邦微生物研究所 こちら メアリー・マローン(Mary Mallon、1869年 – 1938年) 世界で初めて発見されたチフス菌(Salmonella enterica serovar Typhi)... 2022.11.26 内科・感染症臨床検査
内科・感染症 ブログを始めました。 写真は私が感染症診療を志すきっかけとなった寄生虫、糞線虫です。この寄生虫を見るたびに感染症の奥深さを感じ、初心に戻って診療を続けていこうと気を引き締めなおしていきます。 これまで感染症の病理学的考え方 で情報発信して参りました。心... 2022.05.28 内科・感染症病理臨床検査