病理

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症候群性頭蓋縫合早期癒合症ではFGFR2遺伝子バリアントを認める

頭蓋縫合早期癒合症はFGFR2遺伝子との関連が指摘されている、 CDC: Craniosynostosis こちら 矢状縫合の早期癒合症 冠状縫合の早期癒合症 定義 Craniosynosto...
内科・感染症

DOC あすへのカルテ の主人公アンドレアは嚢胞性線維症患者の汗を舐めて、その診断をした

NHKで放送されているDOC あすへのカルテ。紹介はこちら 同番組の主人公(元医師)は、嚢胞性線維症をその患者の汗を舐めて、診断していた。 未診断の嚢胞性線維症の患者が、意識消失発作。原因は電解質異常。咳、痰があり、異常な発汗...
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異常な遺伝子の検出には、FISH, PCRなどが有効である

図1 HER2 DISH 説明はこちら。出典はこちら。正常乳管細胞と乳癌細胞における HER2 遺伝子コピー数の例。黒は HER2 遺伝子のシグナル、赤はセントロメア 17(CEP17)のシグナルである。参考までにHER2遺伝子は融合遺伝...
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正常組織における神経内分泌細胞は神経細胞と内分泌細胞両者の特徴を有する

写真は伊達政宗像。現在修理中。HP 神経内分泌細胞とは メイヨークリニック:こちら 神経内分泌細胞から発生する腫瘍を神経内分泌腫瘍と呼ぶ。神経内分泌細胞はその名のごとく、神経細胞と内分泌細胞の両者の特徴を有する。すなわち神経細...
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がん細胞はテロメラーゼの産生を増やす変異を持っていることが多く、HBV関連肝細胞癌ではTERT遺伝子が組み込まれ、その中にTERT遺伝子により細胞の不死化、癌化が起こる

テロメラーゼとは こちらを編集して記載染色体末端を保護するテロメアは細胞分裂のたびに短縮し,究極的に短くなると細胞は老化して分裂停止もしくは死滅する.このテロメアを延長する酵素がテロメラーゼで,ヒトでは,無限増殖が可能な胚細胞(生殖系列細...
病理

マントル細胞リンパ腫Mantle cell lymphoma (MCL) はリンパ節や節外臓器病変を形成する予後不良な古典的 MCL(classical MCL)と,末梢血や骨髄,脾臓の病変を形成し比較的緩徐な経過を示す白血化非節性 MCL(leukemic non-nodal MCL)に新規分類された

写真は天安河原 HP マントル細胞リンパ腫Mantle cell lymphoma (MCL) は、一般的に予後不良な悪性リンパ腫のひとつである。 マントル細胞リンパ腫は日本の全悪性リンパ腫の3%程度を占め, 60歳代半ばの男...
病理

正常と異常が一目でわかる 総合診療のための病理診断ケーススタディ

こちらの書籍は非病理医向けにわかりやすい言葉で病理診断の基本をまとめています。是非、一度ご覧下さい。
内科・感染症

ブログを始めました。

写真は私が感染症診療を志すきっかけとなった寄生虫、糞線虫です。この寄生虫を見るたびに感染症の奥深さを感じ、初心に戻って診療を続けていこうと気を引き締めなおしていきます。 これまで感染症の病理学的考え方 で情報発信して参りました。心...
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